川原正敏先生風ガンダム


 「修羅の門」や「修羅の刻」で熱い格闘で魅せる 川原正敏先生の 作風を少しもじって、それでガンダムしたらどうだろう?? てな感じの物です。えぇ。微妙に話がご愛嬌
 刻は一年戦争真っ只中である。  時代は地球を離れ、宇宙空間につくられたコロニーに溢れた  人類が暮らす宇宙世紀となった。  サイド3と呼ばれるコロニーが独立を訴えてより始まった  戦争は、熱き二人の兵が見せる戦いとともに  その終局へと向かっていた・・・  ガンダムを駆るアムロ・レイ  赤い彗星シャア・アズナブル  その回りには不運にも自機を撃破され、宇宙空間に脱出して漂う  二人の兵士が見守っていた・・・ 「うおぉぉぉっ」 朱に染めた機体を操り、シャアがビーム・ナギナタを振るう。 シャアの駆るモビルスーツの名はゲルググ。 「ちぃっ!」 アムロはガンダムを振りその一撃をかわすと同時に、ビームサーベルを振るう。 ガンダムの機動は速い。が、シャアのコントロールも負けていない。 ビームサーベルがゲルググの首を切断した、と誰もが思う一撃であったがそれを かわした。 「当たる物かっ」 ニュータイプと呼ばれるパイロットのなせる技であろう。アムロもまた ニュータイプであった。ビームサーベルをかわされたと見た瞬間、ガンダムの 左腕を操り、盾でコクピット前を遮る。その盾にシャアのゲルググが放った 蹴りが轟音を立てる。 宇宙を漂う兵士は息を飲んだ。 「どういうレベルなんだ!?いまのビームサーベルなど2、3mmで見切っている!」 「カイドウ少尉だってあのくらいは・・・」 「ジンライ、俺には無理だ。出来て5mmだ。」 ガンダムはゲルググの蹴りの威力も利用し、少し距離を開ける。 「ぬあぁっ」 そのガンダムを狙い、ゲルググはビームナギナタを投げた。 「ばかな!これほどの接近戦で近距離兵器を捨てるなど!」 「いや、そうでもない・・・」 カイドウ少尉がジンライの声に答えた。 アムロの操作で的確にビームサーベルでビームナギナタを破壊する。そして、 ガンダムもそのままビームサーベルを宇宙空間へと捨てた。次の一瞬、2条の 閃光が走る。が、お互いのモビルスーツは健在だ。 「ちっ」 アムロが焦る。ガンダムのコクピットのサブカメラの映像が消えた。 「連邦はビームライフルの撃ちあいになる事など考えもしないのだろう?」 シャアが吠える。 「どうなったんだ?カイドウ少尉?」 「これが・・・ニュータイプ同士の戦いなのか?」 カイドウ少尉は目を見開いた。 「シャアが投げたナギナタは詰め将棋の一手だったのだ。  ガンダムはそれをかわすか破壊するしかない。そこに隙がうまれる。  その隙をついてジオンでは未だ未使用だったビームライフルをここで  初めて撃ち、ガンダムを沈めるつもりだったのであろう。  しかし、ガンダムの性能とニュータイプであるアムロがそうさせなかった。  シャアの思惑通りナギナタを破壊したが、ニュータイプの判断がそのまま  武器をビームライフルに替えさせた。それをガンダムの性能が後押しした  おかげでシャアとほぼ同時に撃てたのだ。そしてニュータイプであるがゆえに  お互いに危険を感じてわずかにとった回避運動の結果、至近距離でビーム  ライフルが放たれても生きていられる。」 「ジオンが、ビームライフルだと?」 ジンライは無意識のうちに両拳を握り締め、冷や汗をかく。 「くっ」 ゲルググの機体に小さな爆発が起こる。ガンダムのバルカン砲だ。 シャアの回りの映像が幾つか消えた。かまわずビームライフルを撃つが 5発で撃ち終わった。正確には故障した。その内の一発はガンダムの左腕を 吹き飛ばした。ガンダムもビームライフルを数発撃ち、ゲルググの右脚を 吹き飛ばしていた。お互いに一時撤退を余儀なくされた。 「く、ここは一旦引くが、忘れるな!」 シャアの声がガンダムのコクピットに響く。 「シャア!?」 「ジオンには連邦の知らぬ武器が有る・・・」 「なに?」 そこで通信はとだえ、ゲルググは引下った。 近くだったからか。宇宙を漂う二人にもその会話が聞こえていた。 「連邦の知らぬ武器・・・だと?」 カイドウ少尉の頬を汗がつたう。 「なんだ?何が有るっていうんだ?」 自分の想像できない、類推出来ない武器に、それを使うのであろうシャアに ジンライは恐怖を覚えた。 ・・・続かない・・・多分。


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