モバイルを考える
モバイルもだんだん変な方向になって来ましたねぇ(^^;)

ちょっと前迄のモバイルと言えば、ちょっと高機能な
電子手帳だったのに。そう、表計算が出来て、メモが書けて
スケジュール管理が出来て、電子メールがやり取りできれば
取りあえずOkだった。

画面はちっちゃくても実用に耐えうる便利な機能がちゃかちゃか
動いていれば良いって感じ。

事の始まりは小型コンピュータ・ポケコン(ポケット・コンピュータ)
がそうなんだろう、きっと。

ポケットコンピュータって言わば関数電卓の進化系ですよね。
関数電卓は普通の電卓では実装されていないような三角関数等の
関数が実装されていて、それ系の人には本当に便利なもんです。
それがポケコンってのはプログラミング機構がついて
より自由度の高い物になりました。

頑張ればかなり複雑な計算や、簡易シミュレーションなども
こなせます。

最近のポケコンでは、簡易グラフィクス関数なんかもあって
グラフ表示なども簡単に出来るようですしね。
難を言えばバックライトが無くてモノクロな所。
しかしながらそのおかげで乾電池2本とか4本でエライ長持ちする。
しかも、プログラムが組めるBASICが実装されているので、
簡単なゲームが作れて結構楽しい。

実は、高校時代に購入させられたポケコンCASIO−VX4。
未だに便利に使わせてもらっている。
表示能力は32桁x4行とまぁ貧弱ですが、実用とちょぃと御遊びには十分。
仕事上使う難しくはないけどちょっと面倒な計算で頻繁にするやつ
はとっととプログラムしてますし。一風変ったものといえば何故か
Shift-JIS code から JIS code への変換プログラムとか。
これは本屋さんでMASM(Macro Assembler)の本を立ち読みしながら
そのアルゴリズムをBASICで記録していたという・・・・
こいつはフリーエリアが3kbしかないとか、ツライ一面もありますが
ほんと面白い機械です。競馬ゲーム、いわゆるバーコードバトラー的
ネームバトラーなんてのもやっていましたし。
途中では無謀とも思える3x3キャラ分(18x24ドット)サイズの
キャラでアニメーション・バトルやってましたねぇ。
ユーザー定義可能キャラクタは4キャラ分しか無いのだけれど
スクロールさえ発生させなければ液晶表示が保持される仕様を
利用したテクでした。意外にウケよかったっすよ。

そこから先はSHARPのザウルスシリーズ等のような高機能電子手帳
がはびこり、独自OSでBASICなどの開発環境が消えて
しまったけれど、その分標準で困らない程度の機能提供がなされていた。

これらは、いわゆるシステム手帳を酷使するような人には持ってこい
だったのだろう。

それから、PalmtopPCが出回り始める。
MS−DOSベースだったりして、PCとの接続性や、
アプリケーションの便利性はある意味高機能電子手帳と同じくらいか。
ウルトラマンPCなんて愛称のもあったね♪
でも、PalmtopPCでお勧めはやっぱHP200LXでしょうか。
これはモノクロでバックライト無いけれど、実装されているアプリも
スケジュール管理、表計算、使いやすい簡易DB、メモ帳、
通信ソフト、メーラー(cc:Mail)もあって実用性バッチリだし、
PCともRS−232(専用ケーブルだけれど)で接続し、
ただの通信ソフトでZ−Modemプロトコルとかで転送できちゃう。
Win95とかだったら、ほんとハイパーターミナルでファイル転送が
出来ちゃう手軽さは最高。

そこから先はWindowsCEが出回る。
今はもうモバイル=WindowsCE=共通な使用感
な感じですね。また上手い具合にダマされている気がしてなりません。
何がって、確かにPCとの接続性やデータ互換性は高まるかしらんが、
メーカー各社の特色をMSが潰しちゃってるだけじゃないか。

WindowsCEマシンって便利だと思えません。
まず何より基本実装機能が「ポケットWord」、「ポケットExcel」、
「ポケットPowerPoint」、「ポケットOutlook」。最新のCE2.11で「ポケットAccess」が
追加されたらしいが、それにしても、これらは便利な機能とは呼べない。

WordとExcelは、メモ機能と表計算機能を実装したと見れば
まぁ、我慢もしよう。が、PowerPointはど〜にもこ〜にも使えない。
新規作成が出来ないのだ。あらかじめデータを転送しておいて、
それを見るだけ。なんじゃそりゃ。

もともと不足していたデータベース機能をAccessで補うようであるが
これも結構怪しい気がする。まだ触ってないのでどうとも言えないが。

WindowsCEとコンピュータの接続。
なななんと線用ソフトをPC側にインストール必要なのだ。
御手軽にターミナル(通信)ソフトでサクっとは転送できない。
笑える。CE側にターミナルソフトあるのに、ファイル転送機能が無い(爆
これじゃ、お客さんのところでデータ貰って帰るとか、
逆に設定ファイルを持っていって客先の設定をするとか、
全然出来ないぢゃん。 どこがビジネスに便利なんだか。
# 営業職的利用には差し支えないのかな、もしかして

しかもその専用ソフト、うっかりインストールするとOSを殺してくれる
つわものだったりもする。悲しいぜ Windows CE Service よ。
このソフトは、インストール後に再起動を要求される。
で、デフォルトの設定が「モバイルデバイスの接続を有効にする」にチェックが
入っている。で、その作業している間、RS−232で接続してあれば問題ないが、
物理的に切り離していてソフトだけインストールすると
(普通はそうするよなぁ、この手のソフトは)再起動時に、
「接続できません」とか出てエラーになれば可愛いが、なんとなんと、
アプリケーションエラーを吐いてOSの息の根を止めてくれる(Win95)
NTに至っては起動時に青画面になって場合によってはメモリダンプを吐き、
再インストールをせざるを得なくなるというオチ付きだった。

一回、このチェックボックスを外してやればOkだ。

で、そうこうしているうちにWindowsCE2.11とか出て
VGAクラス以上の解像度とUSB対応・・・で実際にそういう液晶を
実装したCEマシン登場って・・・NotePCサイズぢゃん。
それだったら曲がりなりにもWin95・98が動くマシンの方が
融通効くしファイル交換も何の問題もないじゃないかぃ。

ど〜なってんだモバイル。 みぃんなMSに
騙されてるのとちゃうのか????

VGAクラス対応CEマシンよりちゃんとWin95・98が走る
マシンのが絶対お勧めですね、僕的には。

実際、CEマシンで競合製品を見ると、CPUクロックとメモリ量と解像度
くらいしか差が無いという、実につまらん市場になった。


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